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2021.04.14

WING

ルフトハンザ、A350XWBを空飛ぶ研究室に改修

21年末に気候研究で飛行、対流圏のエアロゾルなど測定

 ルフトハンザドイツ航空は同社が保有するA350-900型機の「D-AIXJ」を改修して、”空飛ぶ研究室”とすることを明らかにした。同社によれば、同機は2021年末から気候研究に投入するとしており、高度9~12キロメートル上空の対流圏において、約100種類もの微量ガス、エアロゾル、そして雲などといったパラメータを測定する計画だ。
 「D-AIXJ」はマルタにあるルフトハンザテクニック社の格納庫で改修作業が行われており、胴体下部にエアインテークシステムを設置した。・・・

 

※写真=ルフトハンザドイツのA350「D-AIXJ」が空飛ぶ実験室に(提供:ルフトハンザグループ)

※写真=エアインテークを胴体下部に搭載し気候研究に活用する(提供:ルフトハンザグループ)