WING
ユナイテッド航空、SAF利用促進でアライアンス
10社超企業協力、年内に約340万ガロン購入
ユナイテッド航空は4月13日、持続可能な航空燃料(SAF)利用促進に向けた「エコ・スカイズ・アライアンス・プログラム」をスタートすると発表した。同プログラムではユナイテッド航空を中心に、武田薬品工業やDHL、シーメンスなど10社以上のグローバル企業が協力し、年内に約340万ガロンにも及ぶSAFを購入する計画だ。
持続可能な航空輸送を目指し、航空業界全体が従来以上に環境対策の強化に乗り出している。そうした業界の取り組みの旗振り役の1社が、ユナイテッド航空だ。航空業界の環境対策のなかでも、SAFの利活用促進は大きな注目を集めている一方、既存のケロシンベースのジェット燃料と比較して調達コストが高いなど、航空会社にとってハードルがある。
そうしたなかユナイテッド航空は・・・
※写真=ユナイテッド航空がSAF利用拡大に向けて「エコ・スカイズ・アライアンス・プログラム」をスタート。10社以上のパートナーとSAFを共同購入。年内に340万ガロンを調達する