記事検索はこちらで→
2021.04.14

WING

エアバス、英ブロートンからのベルーガ空輸にSAF

今後3ヵ月で400トン以上のCO2排出削減に寄与

 エアバスは4月13日(英国ブロートン現地時間)、同社が保有する大型化貨物輸送機「ベルーガ」が、英国ブロートン工場からの運航に際して、持続可能な航空燃料(SAF)を初めて使用したことを発表した。エアバスによれば、今後もブロートン工場を飛び立つベルーガはSAFを使用する方針で、非化石原料由来のSAFを35%混合した燃料が搭載する。これにより今後3ヵ月間で400トン以上のCO2排出量を削減することができると試算している。
 ベルーガは欧州各地で製造したエアバス機の機体構造を、最終組立工場のある仏トゥールズやドイツのハンブルクなどといった各拠点に空輸する役割を担っている。・・・

 

※写真=英国ブロートン工場から飛び立つベルーガにはSAFを混合した燃料を投入する(提供:エアバス)

※写真=エアバスは今後3ヵ月間で400トン以上のCO2排出量を削減することができるとみている(提供:エアバス)