記事検索はこちらで→
2018.08.06

WING

成田夏期、出入国者6.9%増の99万8000人予想

増便・新規就航のタイ人気、ハワイや韓国も高需要

 成田国際空港空港会社(NAA)は8月3日、今年の夏季繁忙期(8月10日~ 19日:10日間)における成田空港国際線を利用する旅客動向の推計を発表し た。今年の夏季繁忙期は新規就航や増便の影響で、出入国合計で前年同期比 6.9%増加した99万8000人に達する予想だ。
 とりわけ好調なのがバンコク路線で、タイ国際航空が去る3月25日に成田-バ ンコクを1日4便体制に増強したほか、ノックスクートも成田-ドンムアン線を 新規就航したことがドライバーとなって旅客需要が増加しているとのこと。さ らに、ハワイなどのリゾート路線や韓国などの近距離路線も人気となっている という。
 この期間における出国旅客数は50万4000人(前年同期比7.8%増)を見込 み、入国旅客数は49万4000人(前年同期比6.0%増)と予想している。出国の ピークは8月11日の5万8200人で、第2ピークは8月10日の5万6600人、第3ピーク が8月12日の5万5400人。一方の入国のピークは8月19日の5万5400人をピークと して、15日~19日の間に分散する傾向にある。