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2018.08.08

WING

三井住友海上、新型インフル対応のデリバティブ商品開発

パンデミックによる旅客減少や製造業のライン停止リスク対応

 三井住友海上火災保険は、国内保険会社で初となる新型インフルエンザによるパンデミックに対応したデリバティブ商品を開発した。新型インフルエンザは航空業界にとっても旅客減少に繋がる懸念があるなど大きなリスク材料。その他にも、宿泊業、製造業など、幅広い分野において懸念材料となっている。そこで三井住友海上保険としては、新型インフルエンザによる日本国内の被害規模に応じて、顧客の資金受取額が決まる商品を開発した。これにより顧客が被る売上減少や対策費用の増加等を補てんし、事業の早期回復や収益の安定化等に結びつけていきたい考え。