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2018.08.09

ウイングトラベル

5月の主要50社旅行取扱額1.9%増の4804億円

国内旅行は0.9%減も海外旅行が6.2%増加

 観光庁が発表した5月の主要旅行業者50社の総取扱額は前年同月比1.9%増の4804億2500万円となった。国内旅行は0.9%減の2923億9900万円となったものの、海外旅行は6.2%増の1657億5300万円、外国人旅行も7.8%増の222億7200万円となったことが増加要因となった。
 海外旅行はゴールデンウィーク後半に近場のアジア旅行が人気で、特に韓国の取扱いが増加したことで全体の取扱額がプラスとなった。一方、国内旅行についてはゴールデンウィークの日並びが1日短かったことにより、全方面で昨年を下回る結果となった。外国人旅行については、前年の大型案件の反動減があったが、個人旅行の取扱が好調に推移した。
 旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況を見ると、総取扱額は5.4%減の1097億1000万円となった。内訳は、海外旅行が1.6%減の320億4700万円、国内旅行は6.9%減の769億7000万円、外国人旅行は3.9%減の6億9200万円となった。取扱人数は8.3%減の276万7362人だった。海外旅行は5.5%減の14万1690人、国内旅行は8.6%減の257万4872人、外国人旅行は1.5%増の5万800人だった。

 

2018年5月の主要旅行業者取扱状況(観光庁ホームページより)