WING
国産SAF用いた商用フライト、大手2社が実施
国産SAF普及・利用拡大の布石に、官民が連携
全日空(ANA)、日本航空(JAL)ら大手航空会社2社による国産の持続可能な航空燃料(SAF)を使った商業フライトが去る6月17日に実施された。今回のフライトで活用したSAFの製造には三菱パワー、JERA、東洋エンジニアリング、そして社IHIがそれぞれ携わった。これは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「バイオジェット燃料生産技術開発事業」の一環として進められたもので、これまで取り組みが進められてきたSAFの技術開発成果を示すために実施したもの。経済産業省資源エネルギー庁、国土交通省航空局が、将来的なSAFの導入に向けたサプライチェーンの確立、普及促進を見据え、SAFの製造者・利用者が一体となった取組を実施すべく、関係事業者と連携して企画・実施された。
お試し価格で全文公開中です。