記事検索はこちらで→
2021.08.06

ウイングトラベル

★JATA菊間会長が会見、会員存続を全面支援

 ワクチン接種で海外旅行、国内Go To再開を

 日本旅行業協会(JATA)の菊間潤吾会長は8月5日、JATA本部で記者会見し、会長就任の抱負を語った。折しも新型コロナウイルス感染拡大で、緊急事態宣言が東京から埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄の6都府県に拡大し、8月31日まで延長されたことから、夏休みの旅行キャンセルが相次ぎ、菊間会長はツアーキャンセルの補償を国に求めるなど、会員各社の経営存続を全力で支援する方針を示した。
 また、海外旅行の再開に向けてワクチンパスポートがキーになり、14日間の隔離免除、感染危険度レベルの引き下げに対する指標を国に示すように要望していくことを改めて強調した。海外旅行の再開が年末から年明け後の見通しとなることから、地域観光事業支援の広域拡大、さらにはGo Toトラベル事業の再開を要望した。
 コロナ後の新しい旅行のあり方については、ウィズコロナを契機に、サスティナブル・ツーリズム、レスポンシブル・ツーリズムへ観光がシフトすることでr,旅行会社の存在感を示すことが可能になり、長年の旅行業の課題である低収益構造からの脱却につながる契機になることを示唆した。

 

※写真=記者会見するJATA菊間会長

 

 JATA菊間会長の就任会見の所信表明、質疑応答の詳細と記者会見の動画は以下の通り。

 

■会員各社の経営存続と雇用維持を全力で支援

お試し価格で全文配信中です