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2018.08.23

ウイングトラベル

テキーラの魅力を積極的にアピール

メキシコ大使館が試飲セミナーを開催

 駐日メキシコ大使館商務部は、メキシコを代表する飲料「テキーラ」を日本のより多くの人に親しんでもらおうと、このほど東京都港区のメキシコ大使館でテキーラ試飲セミナーを開催した。当日は昨年「テキーラPR大使」に認定された人気ロックバンド「LUNA SEA」のギタリストであるINORAN氏とアエロメヒコ航空日本支社の岩川祥子総務部長をゲストに招き、テキーラとメキシコ観光の魅力をPRした。
 テキーラの魅力をより広めていくことを目的に毎年7月24日を「National Tequila Day」と定め、米国など世界各地でさまざまなイベントが行われている。日本でも駐日メキシコ大使館が7月24日を「テキーラの日」と位置づけて、昨年からイベントを開催している。今回は日本・メキシコ両国の国交130周年記念の一環として行われたもの。
 当日はセミナーと試飲の2部構成で行われた。セミナー冒頭ではカルロス・アルマダ駐日メキシコ大使があいさつにたった。アルマダ大使は「2017年にメキシコから日本へのテキーラ輸出量は約200万リットルとなった。これは2005年に比べて3倍となった。テキーラを取り巻く産業は今後、メキシコの主要産業の一つとしてさらに伸びていく可能性を秘めている」と強調した。加えてアルマダ大使は「テキーラは和食に合い、健康にもいいとされている」と述べ、日本でも受け入れられやすい飲料である点をアピールした。
 ゲストの一人であるINORANさんはテキーラの愛好家として知られているとともに、日本でのプロモーションに大きく貢献したことから、昨年テキーラPR大使に就任した。今回のイベントでも、テキーラの魅力について大いに語っていた。
 もう1人のゲストであるアエロメヒコ航空の岩川部長はメキシコの観光に関連した情報を紹介するとともに、アエロメヒコ航空についてPRを行った。岩川氏は「メキシコはアメリカ大陸で最多となる35カ所の世界遺産がある。また、日本からメキシコへの訪問者数は、5年連続2ケタ成長を見せている」と述べ、日本人旅行者が近年増加傾向にある点を紹介した。

 

※写真=左からメキシコ大使館商務部参事官アーロン・ベラ氏、サウザ家5代目 フォルタレサオーナー ギレルモ・ザウザ氏、INORAN(LUNA SEA)氏

 


※写真=アエロメヒコ航空日本地区総務部長の岩川祥子氏