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シリウム、五輪開催期間も国際線供給は6月水準と変化なし
無観客開催で航空需要へ効果は限定的に
航空分析プロバイダーのシリウムでアナリストを務めているハーマン・チェ氏は、東京オリンピック大会開催前および開催期間中の日系航空会社全体の座席数に占める国際線座席数割合が大会前および大会期間中の平均でわずか13%にだったとし、これは今年6月とほぼ同じ水準だったと分析した。新型コロナパンデミックで厳しい渡航制限が課せられているなか、選手や大会関係者など、一部の人が訪日するに留まるなど、日系キャリアの国際線において五輪開催効果はほとんどみられなかったと指摘した。
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