ウイングトラベル
★タイ、安全安心と高付加価値観光の両立目指す
外国人客誘致へ特定地域を抽出しマーケ強化
タイ国政府観光庁(TAT)はこのほど「第2回タイランドツーリズムフォーラム」をオンラインで開催した。当日は同庁のタネート・ペースワン副総裁が2022年度のタイの外国人誘致に向けた取り組みについて説明したほか、日本市場への期待や活動方針などを紹介した。タイは今年7月からプーケットやサムイ島などエリアを限定して外国人観光客の受入れを開始。さらに11月からはさらなる規制緩和に向けて動き出す予定となっている。そうした中で2022年は観光客への安全・安心への取り組みを強化する一方で、高付加価値な観光やSDGs(持続可能な開発計画)に即した取り組みを強化する。さらに、外国人観光客の観光収入が多いエリアなど特徴がある地域をピックアップしてマーケティング活動を強化していく方針を明らかにした。
また、日本市場においては22年が日タイ修好135周年にあたることから、記念事業の展開を行っていくほか、ゴルフ愛好家をターゲットとしたプロモーション活動を積極的に進めていく方針を示した。
プーケット、約3カ月で4.6万人の外国人が訪問
11月にさらなる規制緩和、年末の動きに期待