ウイングトラベル
空港別収支、17年度黒字は26空港中18空港
営業黒字261億円と4年連続で営業黒字確保
国土交通省がまとめた2017年度の国管理空港26空港(コンセッション空港を除く)における空港別収支によると、黒字空港数は前年度の16空港から18空港へと改善された。営業利益は前年度比82億円増の261億円と、4年連続で営業黒字を計上。経常利益も前年度の約689億円に比べて、約122億円(17.7%)増の約811億円を確保した。1年間の営業を通じて得られるキャッシュフローを表すEBITDAでも、前年度の約1128億円に比べ、約84億円(7.4%)増の約1212億円を計上した。
国土交通省では、訪日外国人旅行者数の増加に伴う航空需要の拡大と、それに伴うターミナルビルの売上高の増加等が影響していると考えられると、各指標で改善がみられた理由を分析している。
※写真=羽田空港