WING
中部空港、2本目滑走路建設へ地元合意
誘導路を滑走路化、将来は浚渫土砂埋立地に新滑走路
中部国際空港の周辺自治体関係者で構成する「中部国際空港将来構想推進調整会議」は12月14日、中部国際空港の2本目滑走路建設に合意した。2026年度を目処に、現滑走路の東側、210メートル離れた地点に、長さ3290メートル×幅45メートルの滑走路として改修する計画だ。この部分は、現在誘導路として活用しており、レーダー干渉を避けるために滑走路長を3290メートルと、若干短くする。加えて、この誘導路を滑走路化する工事が完了すれば、現滑走路の大規模修繕に乗り出す方針で、暫定的なかたちで二本の滑走路を運用する。その上で、今年度内にも護岸工事に着工する名古屋港浚渫土砂処分場埋立地に、将来的には長さ3500メートル×幅45メートルの新たな滑走路を建設する。埋立地に建設する滑走路は、誘導路を改修した滑走路から760メートル離れた地点に建設し、現行の滑走路は廃止する。
お試し価格で全文公開中です。