ウイングトラベル
★11月訪日外客数2万700人、制限緩和効果なし
19年比99.2%減、12月は遂に全面入国禁止
日本政府観光局(JNTO)が12月15日に発表した11月の訪日外客数は2万700人となった。20年同月比63.5%減、19年同月比99.2%減と水際対策の緩和が進まず、ほぼ消失状況が続いている。1-11月累計は20年比94.2%減、19年比99.2%減の23万3800人となった。
政府は10月1日以降、有効なワクチン接種証明書の保持を条件に入・帰国後の待機期間をビジネス渡航に限定して14日間から10日間、さらに3日間と短縮したものの条件が厳しく、実効性は伴わなかった。このため、欧米諸国だけでなく、アジア諸国と比べても国際往来者数の回復が遅れている。