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関空、JAL・ピーチが一部運航再開
臨時シャトルバスの運行スケジュールも発表
関西エアポートは台風21号による浸水被害を受けて閉鎖していた関西国際空港の運用を、本日9月7日から一部で再開することを発表した。比較的被害が小さかった第2ターミナルを利用して、日本航空(JAL)とピーチ・アビエーションの2社が国内線の一部便の運航を行う。これを受けて通行止めとなっていた連絡橋アクセスの代替策として、南海電鉄泉佐野駅とJR日根野駅からの臨時シャトルバスを運行することも発表した。なお、連絡橋は引き続き、鉄道は運休中のほか、マイカーも通行することができないので注意が必要だ。
7日に運航するのはJALが関空-羽田線の1往復となっており、一方のピーチは関空からの出発便が新潟、長崎、成田、那覇、鹿児島、仙台行きがそれぞれ1便の計6便、関空への到着便が成田2便、福岡2便、釧路1便、新潟1便、長崎1便、仙台2便、鹿児島1便、那覇1便の計11便を運航する。
また、関空への臨時シャトルバスは往路44便、復路48便運航する。このシャトルバスの利用者は、航空機利用者および空港関係者に限定する。
関西空港の部分再開について山谷佳之CEOは「当初は再開まで長期間を要すると想定していたが、関係者の皆様のおかげで空港閉鎖後3日目という早い段階で再開できたことに感謝する」と述べた。またエマヌエル・ムノント代表取締役CoCEOも「一刻も早く通常通り空港を利用いただけるよう引き続き全力で復旧に努めていく」と述べ、一日も早い全面復旧に向けて邁進する決意を表明した。