ウイングトラベル
★カタール航空、エアバスに法的手続き
表面劣化でA350全21機が運航停止
カタール航空は12月20日(ロンドン現地時間)、ロンドン高等法院に対して、エアバスに対する法的手続を開始したことを発表した。カタール航空は保有するA350について、「同機に悪影響を及ぼしている機体表面および塗装の劣化問題について、エアバスとの間で建設的な解決策を見出す試みは残念ながら失敗した」とコメント。「裁判所を通じて、この紛争の迅速な解決を求める以外に選択肢はない」として、法的手続きに入ったことを明かした。
この問題でカタール航空は現在、保有する21機のA350を全機運航停止しているとし、「エアバスがこれ以上遅滞なく我々の懸念に対処することを確実にするために、法的手続を開始した」と説明した。