ウイングトラベル
★TSA、迷惑行為旅客をTSA事前審査の対象外に
FAAと迷惑行為客の情報共有で可能に
米国運輸保安局(TSA)と米国連邦航空局(FAA)は12月21日(ワシントン現地時間)、両機関が提携することによって、機内における迷惑行為によってFAAが罰金を科した旅客の情報を共有し、TSAはその旅客をTSA事前審査プログラムの対象から外すことができるようにする方針を固めた。
TSA事前審査プログラムは、有資格者(米国市民、米国永住権保持者)など対象としたもので、旅客は米国空港出発時、保安検査場で専用レーンを利用することが可能になるほか、検査においても靴、ベルト、薄手のジャケットの着脱や機内持ち込み手荷物に収納されたノートパソコン、液体物を取り出す必要がなくなるなどのメリットを享受することができる。