「ウィズコロナ」「ポストコロナ」で注目される タイのMICEプログラム
MICEデスティネーションとして世界の注目を集めるタイ。充実したインフラ、タイらしさあふれるユニークで多彩な体験、そして地理的な優位性に加え、これからの「ウィズコロナ」「ポストコロナ」だからこそ注目したいポイントを紹介する。新しい時代へ向け、新しいスタイルのMICEがタイでは実現可能だ。
タイが人気のMICEデスティネーションとなった理由
1.さまざまなニーズに対応できる多彩な施設
1000人単位から1万人を超える収容能力を備えた大型コンベンション施設をはじめ、MICEに対応する新しい施設が続々オープン。インセンティブなど小グループ向けにVIPサービスを提供する宿泊施設も数多い。
また、歴史的建造物や自然景観を活かしたユニークな場所を会場に活用できるのも大きな魅力。TCEBに相談することで実現するベニューもある。予算やテーマ、グループの規模や目的に応じて使い分けられるように受け入れ態勢が整っていることが、大きな強みとなっている。
2.タイらしい体験
観光地としても人気のタイには、タイらしいユニークで多彩な体験が揃う。さらに近年注目を集めるCSR(企業の社会的責任)やサスティナビリティーの観点においても、プログラムが充実。楽しいアクティビティーを通じて、社会や自然環境に貢献できることから人気だ。
社員間のコミュニケーションに課題のある企業に対しては、チームビルディングのプログラムを組み込むことが可能。「綱引き」や「リレー」など、ポピュラーなプログラムだけでなく、運動が苦手な人でも楽しく参加できるプログラムも豊富。CSRとチームビルディングを組み合わせるようなアレンジもできる。
3.地理的な優位性と「MICEシティ」
地理的な優位性にも注目したい。ASEANの中心地であるタイなら、周辺各国への移動もスムーズ。
日本からは東京や大阪だけでなく、各地からバンコクへフライトが飛び、供給座席数も豊富なので、大型のグループにも対応できる。
またTCEBでは、MICEに対応とした都市を「MICEシティ」として位置付けており、バンコクに限らず、プーケットやパタヤ、チェンマイやコーンケーンといったタイ各地の都市も「MICEシティ」として、充実のインフラを誇っている。
■「ウィズコロナ」「ポストコロナ」だからこそ注目したいポイント
ユニークで多彩なMICEプログラムが揃うタイ。「ウィズコロナ」「ポストコロナ」の時代においても、その特徴や優位性に変わりはなく、新しい時代にふさわしいMICEを提案できる。
例えば、「三密」を避けたプログラムや「ワーケーション」といった提案。またそれと絡めた展開として、いま日本でも人気のグランピング、またCSRやサスティナビリティーの観点からも重要なSDGsのテーマを取り入れたプログラムの実現が可能。混雑を避けるという意味でも、バンコクから先のデスティネーションを選択できるのも大きなポイントだ。