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2018.09.10

WING

胆振東部地震で消防防災ヘリ最大12機が出動

8日現在で16人救助、地元以外9機が活動中

 総務省消防庁は9月6日、北海道胆振東部地震に際し緊急消防援助隊航空小隊として各都県市より最大12機の消防防災ヘリコプターを北海道に出動させた。8日現在で16人を救助、北海道、札幌市所属機を除いて9機が丘珠空港などを拠点に活動を続けている。また、北海道防災航空隊は厚真町でのべ27人を救助しているという。
 6日午前3時8分の地震発災後、消防庁は午前5時40分に青森、岩手、宮城、山形、埼玉、神奈川の各県に消防防災ヘリ出動を要請、午後6時15分に福島県にも防災ヘリ派遣を要請し、秋田県には航空支援隊の派遣を要請した。これは防災ヘリが整備中のため人員のみの派遣要請となる。午前6時20分には東京都と神奈川県(追加)にヘリ派遣要請、午前6時30分には札幌市にも消防ヘリ派遣要請を行った(北海道防災ヘリは消防緊急援助隊とせず)。更に午前7時20分に千葉市に消防ヘリ派遣要請、10時15分に愛知県にも消防防災ヘリ派遣要請を行った。
 要請を受けた各都県の対応は、午前6時10分に岩手県防災ヘリが北海道の向けて出動、以降6時台に東京消防庁消防ヘリ、埼玉県防災ヘリ、7時台に青森県防災ヘリ、山形県防災ヘリ、横浜市消防ヘリ、福島県防災ヘリ、仙台市消防ヘリ、宮城県防災ヘリ、千葉市消防ヘリが北海道に向け出動し、8時50分に川崎市消防ヘリが、更に12時45分に名古屋市消防ヘリが出動した。