ウイングトラベル
関空、約1週間でT1部分供用、T2全供用めざす
復旧状況と早期復旧計画を発表
関西エアポートは9月8日、台風21号の高潮被害を受けた関西国際空港の復旧状況(8日時点)と今後の早期復旧計画について発表した。早期復旧計画によると、9月7日の第1ターミナル(T1)供用再開から約1週間で、T1国際線・国内線の部分供用とT2ターミナルの全供用を目指す方針だ。
9月8日時点における関西空港の運航状況としては、比較的被害の少なかった第2ターミナル(T2)などを使って55便(出発到着合計で、ピーチ43便、JAL2便、ANA2便、旅客便計47便、FedEx貨物便計8便)が運航したほか、リムジンバスなどによるアクセス手段も回復しており、空港内駐車場の車両が出庫可能となった。
さらに、ガスや温熱・冷熱などライフラインも復旧し、空港内のホテル日航関西空港も通常営業に移行中とのこと。
また、被災した関西空港の代替空港として、8日だけで伊丹空港に通常の370発着便に加えて合計16便のJAL、ANAによる臨時便が発着したという。