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2018.09.10

ウイングトラベル

7月旅行収支、黒字2042億円も5.7%増に鈍化

1-7月黒字1兆3391億円、3割割る29%増

 財務省が発表した国際収支状況によると、7月単月の旅行収支は前年同月比5.7%増の2042億円の黒字で、黒字額は7月単月としては過去最高だったものの、伸び率は前月の35.4増%から一桁台にまで鈍化し、今年に入って最も低い伸び率となった。1-7月累計は29.0%増の1兆3391億円となり、7月の伸び鈍化を受けて伸び率は2割台に下がった。
 日本政府観光局によると、7月の訪日外国人旅行者数は5.6%増の283万2000人、出国日本人数は5.2%増の155万8000人。訪日旅行者数の伸びの鈍化、日本人海外旅行者数の増加により、旅行収支の黒字幅の伸び率が鈍化した。
 7月のサービス収支は、1744億円の赤字で、前月同月比から514億円縮小し、前年と比べても若干改善した。

 

※旅行収支の月別推移