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2022.01.19

WING

JAL、22年度国内線へ新機材積極導入、環境負荷低減へ

伊丹路線増便もコロナ禍で国際乗継の成田-伊丹減

 日本航空(JAL)は、グループ国内線の2022年度基本計画を発表した。次年度はグループの目標である2050年までのCO2排出実質ゼロの達成に向けて力を入れるとして、A350-900の導入や、日本エアコミューター(JAC)によるATR42-600の導入といった、省燃費性・低騒音性に優れた新しい機体の導入を着実に進め、環境負荷低減に貢献していく考えを示した。
 路線については、伊丹路線に力を入れ、需要が旺盛な伊丹-鹿児島線と、繁忙期の伊丹-那覇線を増便する。鹿児島線は3月27日~4月28日、5月9日~7月14日、9月1日~10月29日に1日7往復から8往復へ増便する。那覇線は4月29日~5月8日、7月15日~8月31日の繁忙期に2往復から3往復へ増便する。その一方で、成田-伊丹線は3月27日~10月29日の夏ダイヤ期間中に2往復から1往復へ減便することになる。同路線は国際線との接続便として運航するが、コロナ禍によって国際線需要が低調であるため、やむなく減便となった。

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