★「渡航制限は効果なし」UNWTOがWHO声明歓迎

　ポロリカシビリ事務局長、一律の渡航制限は逆効果

　国連世界観光機関（UNWTO）は1月25日、「包括的な渡航制限は効果なし」として、世界保健機関（WHO）による渡航制限の解除や緩和を求める呼びかけを歓迎した。WHOは、オミクロン株の出現を受けた各国政府の対応について、渡航制限は国際的な感染拡大を抑えるのに有効ではないことを改めて強調。1月19日のWHOの会合では、こうした措置が経済的・社会的損害をもたらすことに懸念を表明し、懸念される変異体の出現について透明かつ迅速な報告を妨げる可能性もあると指摘している。