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防衛省・自衛隊、北海道地震で46名人命救助
9日現在で道路啓開2608メートル、2548名に入浴
防衛省・自衛隊は、北海道胆振東部地震における対応について、9日までに46名の人命救助を行ったことを明かした。震度7クラスの地震によって、被害のあった北海道各地域では地滑りや土砂崩れなどが発生し、交通機能が低下したが、9日までに2608メートルの道路啓開、461.2トンの給水支援を実施。さらに入浴支援として2548名、給食支援として3万9235食の提供を行った。
活動人員は、約2万5100名の体制として、輸送支援や人命救助活動などで航空機が延べ46機を使用した。また、艦船については民間船舶の「ナッチャンWorld」および「はくおう」を含め、9隻が対応に当たる。「ナッチャンWorld」は電源車やタンクローリーなど物資輸送を実施したほか、砕氷艦「しらせ」や掃海艇「いずしま」などが入浴支援などを行った。
航空機による輸送支援としては、9日に築城から千歳までC-2によって発電所用機材を輸送。8日にはC-1、C-2、C-130によって簡易充電器、糧食、人員、医療用酸素ボンベなどを輸送した。7日にはC-1、C-2、C-130、U-4によって人員や糧食、衛星携帯機材などを輸送。6日にはC-1、C-2、C-130によって、乗用ワンボックス車、救助工作車、糧食などを輸送した。