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2022.02.07

WING

空港CO2排出削減目標、施設・車両で2030年に年30万トン

年度内にガイドライン、来年度は整備マニュアル策定

 国土交通省が設置した空港分野におけるCO2削減に関する検討会が2月4日に開催され、このなかで2030年度までの空港脱炭素化の目標として、空港施設・空港車両から排出するCO2削減量を、年間30万トンに設定したことを明らかにした。ちなみにこれまでの同検討会の議論を通じて設定していた再生エネルギー発電容量目標については230万キロワットを維持する方針だ。
 検討会は今年度中に空港の脱炭素化に向けた取組方針、工程表および空港脱炭素化推進計画策定ガイドラインを策定する方針で、2022年度には各空港で脱炭素設備を導入する際の検討事項などを盛り込んだ整備マニュアルを策定する計画だ。

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