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露IL-38哨戒機が再び日本海飛行、情報収集実施か
統合幕僚監部は去る2月4日に、ロシアのIL-38哨戒機2機が日本海を飛行したことを発表した。同2機は2日にも日本海を飛行しており、両日とも同様のコースを飛行。一度、竹島と隠岐の島間を通過した後に引き返し、本州沿岸を宗谷岬付近まで北上した。防衛省・自衛隊では航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなど警戒した。
このロシア機による飛行について岸信夫防衛大臣は、2日の飛行ではロシア機が情報収集を行った可能性があることに言及した。しかし詳細などについては言及しなかった。
※図=4日にロシア機が飛行したルート(提供:統合幕僚監部)
※写真=緊急発進した戦闘機が撮影した2機(提供:統合幕僚監部)