ウイングトラベル
★服部台東区長「未だ観光回復の兆し見えない」
22年度予算案、観光産業の支援へ区内宿泊促進
台東区は2月8日、令和4年度(2022年度)の予算案を発表したが、主要5事業の一つに「まちの活力を取り戻す取り組み」を掲げ、観光産業への新たな支援策を推進する方針を発表した。2月8日に会見した服部征夫台東区長は、「国の経済見通しでは景気回復が見込まれているが、区内の中小零細企業は依然厳しい経営状況が続いている。かつて台東区は年間観光客が5500万人、インバウンドは950万人を超えたが、未だ回復の兆しが見えない」とした上で、「安全安心な暮らしの確保を基本として、感染拡大防止と社会経済活動の活性化の調和を図りながらコロナを克服し、明るい未来のために顕在化した課題の克服や地域の活性化に重点的に予算配分した」と予算編成方針を説明した。