ウイングトラベル
★航空輸送11月、国際旅客コロナ前1割未満と低水準
国内航空は6割超に、国際貨物は取扱量大幅増に
国土交通省がまとめた2021年11月の航空輸送統計によると、国際航空の旅客輸送量が前年同月比63.4%増の14万3000人で、人キロベースが84.9%増の9億5241万8千人キロ、座席利用率が24.1%だった。同輸送量をコロナ禍前19年度同月と比較すると輸送人数が92.4%減で、人キロベースが89.2%減。前年に比べて大幅に回復したように見えるが、厳しい水際対策による需要減少によって、停滞状態が続く。
国内定期航空では、旅客輸送量が13.2%増の588万8000人で、人キロベースが12.4%増の54億6129万5千人キロになり、座席利用率が63.5%となった。こちらの19年度同月比としては旅客輸送量が36.9%減、人キロベースが36.3%減となった。コロナ禍前の6割超まで需要の回復を見せた。