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ANA、新食材「ディーツ」を代替肉にカツ丼
矢澤上席執行役員、「人に、環境に優しい機内食を」
全日本空輸(ANA)は3月1日より、日本発国際線ビジネスクラスの軽食メニューとして、おからとこんにゃく由来の「Deats」(ディーツ)を代替肉としたカツ丼の提供を開始する。さらに、国際線エコノミークラスにおいて、調理残渣由来の堆肥を使って育てたソフトケールをカップサラダの食材の一部に使うことを決定するなど、機内食を通じたESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みを一層深化する。
「ディーツ」はディーツフードプランニングが開発した食材。大豆おから、こんにゃくを原料としたヘルシー食材で、代替肉としてその利用が進んでいる大豆ミートに比べて、繊細な味を表現することが可能であるほか、大豆ミート特有の匂いが無いことなどが特長だ。
ANAによれば、機内食に食材として「ディーツ」を活用するのは、世界で初めてのこと。「THE CONNOISSEURS」メンバーでもある、ANAケータリングサービス和食料理長の森誠剛氏がディーツプランニングと共同で、「ディーツ」を使用したカツを開発。さらに、丼に使用する米も、白米と「ディーツ」ブランドのこんにゃく米を半分ずつ使用した。
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