ウイングトラベル
★岸田首相、14日から1日入国者7000人に引上げ
水際対策、留学生来日支援、年度末帰国需要で
岸田文雄首相は3月3日会見で、3月1日から始まった水際対策の緩和で、1日の入国者数の上限を3500人から5000人に戻したが、これを3月14日から1日7000人に引き上げることを表明した。2月25日から外国人の入国申請の受付を開始してから既に16万人を超え、年度末の3月は進学、転勤など日本人の帰国需要が高まることを受けて7000人に引き上げる。
その後について岸田首相は、「内外の感染状況を見ながら段階的に国際的な人の往来を増やしていく。多くの留学生が4月の新学期を迎え、希望どおり入国できるかどうか不安に感じている。新型コロナにより、この2年間、15万人の留学生が来日を心待ちにしている状況。わが国の宝とも言える留学生が国民の安心を保ちつつ円滑に入国できるように『留学生円滑入国スキーム』を設け、ビジネス客が比較的少ない平日を中心に、空席を活用して、優先的に入国できるよう支援する」と語った。