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2022.03.14

WING

空港の民間委託、仕組み改善など有識者が提言

二次審査配点見直しや駐車場譲渡スキーム見直しなど

 国土交通省は3月11日、有識者で構成する民間委託空港状況フォローアップ会議(座長:竹内健蔵〔東京女子大学現代教養学部国際社会学科経済学専攻教授〕)が報告書をまとめたことを発表した。このなかで空港民営化の目的の再確認をしたほか、仕組みの更なる改善策、そしてコロナ禍を踏まえた実施契約のあり方などを検証。仕組みの更なる改善策として、一次審査における提案審査の省略・簡略化のほか、二次審査の提案項目・配点の見直し、さらに駐車場譲渡スキームの見直し、さらには今後取り組みが深掘りされていく空港の脱炭素化およびAI・ロボットなど新技術対応などの取り組みを促す工夫など、これまでの取り組みで浮き彫りとなった課題やアンケート結果などを踏まえ、改善策が提言された。

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