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2022.03.16

WING

ICAO、北朝鮮ミサイル発射実験を非難

シカゴ条約遵守を北朝鮮に要請

 国際民間航空機関(ICAO)理事会は3月15日(モントリオール現地時間)、最近、北朝鮮がミサイル発射実験を予告無しに度々実施していることに対して、シカゴ条約に従い、標準・勧告方式(SARPs)を遵守するよう改めて要請した。
 同理事会はICAO加盟国として北朝鮮は、自国の領土で発生し、近隣の民間航空路線およびその運航に危険が及ぼす可能性のある活動や事故について隣国に通知することが期待されていることに言及。北朝鮮が予告無しにミサイル発射実験を繰り返し実施していることは、「国連安全保障理事会決議に反する行為だ」と、強く非難した。
 ちなみに安全保障理事会は最近の決定の一環として事務局に対し、引き続き事態を監視するよう要請したという。

 

※写真=ICAO理事会は度重なる北朝鮮の予告無しミサイル発射実験を強く非難