ウイングトラベル
★IATA、特定便旅客1人当たりCO2算出法開発
航空業界の標準手法へ実質排出ゼロを後押し
国際航空運送協会(IATA)は3月22日(ジュネーブ現地時間)、特定のフライトにおける旅客一人当たりのCO2排出量を算出する手法の提供を開始したことを発表しました。IATAが開発した計算手法は、航空会社の運航データを用いて特定のフライトにおける旅客一人当たりのCO2排出量を定量化するもの。IATAは、航空業界で最も正確な算定方法だと自信をみせた。
旅行者、企業のトラベルマネージャー、さらには旅行代理店は、フライトによって発生するCO2排出量について、正確な情報を求められる傾向が高まっている。企業が自主的なCO2排出削減目標を掲げるようになっており、正確な標準手法の開発が急務となっていた。