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2022.03.24

WING

防衛装備庁、F-X連携の戦闘支援無人機開発に着手

運用開始はF-X同時期の2035年ごろ、AI搭載し自律飛行

 防衛省・自衛隊は、2022年度から無人機に関する新たな事業に着手する。「戦闘支援無人機コンセプトの検討」と題した事業では、22年度予算で101億円を投じて次期戦闘機(F-X)など有人戦闘機と連携する無人機の研究を進める。このほど同事業について、防衛装備庁の研究・開発のキーマンから話を聞くことができた。技術戦略部技術計画官付第1班長である島田洋介氏と、プロジェクト管理部事業監理官(航空機担当)付事業計画調整官である川崎泰氏(※崎のつくりは立)によると、コンピュータシミュレーションによって無人機のコンセプトを導き出し、その後の研究・開発によって装備化を目指す考え。この無人機の運用開始はF-Xと同じ2035年ごろを目標としており、自衛隊では初めて無人機を従えた戦闘機が誕生することになる。

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