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2022.04.08

ウイングトラベル

★今年のGW、国内旅行者数1600万人と予測

 JTB調査、コロナ前の3割減まで回復を予想

 

 JTBが4月7日に発表した2022年ゴールデンウィーク(4月25日〜5月5日)の旅行動向見通しによると、国内旅行者数は1600万人となり、前年同期比68.4%増、コロナ前の2019年比でも33.4%減の水準まで回復すると予測した。まん延防止等重点措置は去る3月21日に全面解除され、4月以降は県民割からブロック割へと順次拡大されていることから、近隣を中心としたエリアツーリズムから遠方への旅行が増加し、旅行日数や旅行費用が増加すると見込んでいる。これにより、GWの国内旅行消費額は5520億円と、前年同期比79.9%増、19年比でも36.0%減の水準まで回復すると予想している。
 例年であれば同調査では国内旅行、海外旅行、合計の各分野で予測数値を発表しているが、コロナ禍で旅行を目的とした海外渡航が制限されていることから、今期も国内旅行のみを対象とした旅行動向を発表した。同調査は、旅行動向アンケートや経済指標、予約状況などから推計した。

※写真=2022年のGWの旅行動向推計数値(JTB旅行動向見通しより)