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2018.09.20

ウイングトラベル

スカイマーク佐山会長、海外キャリアと提携検討

訪日需要を成長力に、相互利益ある海外他社と提携へ

 スカイマークの佐山展生会長が9月19日、「海外(エアライン)と、何がしかの提携を考えても良い」との方針を明らかにした。スカイマークは国際線に関して、年末にもまずはチャーター便で成田−パラオ、成田−サイパン線に就航し、来年5月頃には定期便化することを目指している。さらに国際線ネットワークを拡大していくことも視野に入れており、訪日需要の自社の成長に取り込んでいく上で、海外キャリアをパートナーとしていくことも検討していく考え。
 佐山会長は「(提携先を)どこと決めている訳ではない」と前置きしながら、「海外から日本に飛んできて、日本国内に足のないキャリアはたくさんある。そことの提携は当然、あって然るべき」と話した。その一方で、「(アライアンスに加盟するように)そこまで大きくしなくても、個々の航空会社と互いにメリットがあるのであれば、広く一緒に協業すべき」との見解を示した。

 

※写真=就航20周年記念式典に臨む佐山会長ら関係者。その後報道陣に向けて海外キャリアと提携検討等の方針を明らかにした