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2018.09.25

WING

ボーイング、米空軍よりMH-139ヘリ84機を受注

UH-1Nの後継としてICBM基地へ配備

 ボーイングは9月24日、米空軍よりUH-1N後継のUH-139ヘリコプター84機と訓練装置、支援器材1式を24億ドルで受注したことを発表した。ボーイングはICBM(大陸間弾道弾)基地などで40年以上使用されてきたUH-1N「ヒューイ」ヘリコプターの代替更新のためMH-139を納入していくことになる。MH-139はレオナルドのAW139に米空軍向けの改修を加えた機体。
 ボーイングのヘリコプター部門幹部は、MH-139はVIP輸送用にも最適で、空軍は取得とライフサイクルコストを合わせて10億ドルの節減になると述べている。AW139は世界中の270以上の政府、軍隊、企業で広く使用されている。レオナルドは米フィラデルフィア北東の工場で機体を組み立て、これにボーイングがフィラデルフィア南部の工場で軍用規格のコンポーネントを統合し完成させ、納入する計画。