ウイングトラベル
★阪急交通社決算、営業損失57億円に圧縮
旅行取扱高減もワクチン接種受託事業が貢献
阪急交通社が発表した2021年度(2021年4月〜22年3月)通期決算は、売上高が604億1900万円で、営業損失は57億4800万円と前年度から16億円圧縮した。阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪急トラベル・インターナショナルのグループ3社の合計旅行取扱額は前年度比14.7%減、コロナ前の19年度比85.3%減の493億400万円にとどまった。しかし、旅行事業以外のワクチン職域接種業務などの省庁・地方自治体の受託事業収入が100億円を超えたことで、営業損失の圧縮につながった。
旅行事業取扱高の内訳は、国内旅行が前年度比22.1%減、19年度比66.3%減の433億8000万円、海外旅行が前年度比173.7%増、19年度比97.1%減の59億900万円、訪日旅行は1400万円。