ウイングトラベル
★モニターツアー受け入れ各国で訪日旅行気運高まる
ブルームーンマーケなど調査、約5割が訪問希望
水際対策緩和の動きにあわせて訪日インバウンド解禁への道筋が見え始める中で、米国や東南アジア市場においても訪日旅行実施意向が日増しに高まりつつある。デジタル技術を基にグローバルで消費者向けアンケートの分析を手掛けるSyno Internationalの日本法人と旅行関連のマーケティングビジネスを手掛けるブルームーンマーケティングは5月初旬に米国・シンガポール・タイの3市場を対象に「アジア太平洋エリアへの海外旅行意向調査」を実施した。それによると、各国の入国規制を考慮しない場合の旅行したい国について、3市場それぞれで日本を最上位に挙げていることがわかった。今回調査が行われた3市場は今週から観光庁が実施している観光実証実験の対象となっている。この結果を踏まえて、制限が緩和されさえすれば、外国人旅行マーケットが急速に回復する可能性を裏付ける結果となっているといえそうだ。
米国、シンガポール、タイの3市場を調査
タイは現状踏まえた上でも6割以上が旅行希望