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2022.05.31

ウイングトラベル

★コスタクルーズ、日本での活動引き続き強化

 23年以降の需要復活へ、旅行会社と連携密に

 

 コスタクルーズの浜岡聡一日本・韓国支社長がこのほど本紙との取材に応じ、日本の水際対策が段階的な緩和に向けて動き始めたことを受け「ようやく先が見えつつある」とした上で、With、アフターコロナ期の旅行需要回復を見据えて旅行会社との連携強化や地方での需要促進や新規旅客層の開拓に向けた取り組みなどを中心に活動を推進していく考えを示した。同社は足元の外国船クルーズを取り巻く状況を勘案し、2022年の日本を含めたアジアクルーズの運航を中止することを決定した。ただし、アジア市場についてはクルーズ需要拡大に向けた潜在性が高いことから「アジア市場に注力していくというのが基本的な考え方」とし、23年以降は日本を含めたアジアクルーズを積極的に運航していく方針だ。日本発着クルーズについても来年4月~9月に沖縄発着と日本海エリア発着のコースを運航することを発表。さらに日本からの海外旅行再開に向けた動きにあわせて同社の海外クルーズ商品の販促にも取り組んでいく方針だ。

 

 世界のクルーズ市場はコロナ前の状況に復活
 日本は本格回復までは一定の時間が必要