SJAC村山会長、民間機事業低迷長期化に警戒感

「大手・中小サプライヤー経営環境は深刻」　

　日本航空宇宙工業会（SJAC）の村山滋会長（川崎重工業特別顧問）が5月31日、都内で記者会見に臨み、新型コロナパンデミックの影響で、国内航空機産業が甚大な影響を受けたことに触れつつ、「とくに民間航空機事業は深刻な低迷が続いている」ことに言及した。なお、村山会長は記者会見後に開かれたSJAC時総会・理事会で任期満了によって会長職を退任。その後任にはIHIの満岡次郎氏（IHI代表取締役会長）が就任した。