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2022.06.03

WING

ドイツ、CH-53G後継にCH-47F「チヌーク」を選定

選定理由は実績と単価、空中給油機能備えた60機調達へ

 ドイツ国防省は6月1日(ドイツ現地時間)、CH-53Gヘリコプターの後継機として、CH-47Fを選定したと発表した。

 CH-53Gの後継機選定プログラムは、「新型銃輸送ヘリコプター(STH:Shwerer Transporthubschrauber)」プログラムとして、ボーイングがH-47「チヌーク」を、シコルスキー・エアクラフトがCH-53K「キングスタリオン」を提案していたところ。当初は2021年初頭に機首を選定して調達契約を結ぶ予定だったが、連邦軍装備情報技術運用庁(BAAINBw)が提案オファーを不経済と判断したことから、2020年9月末にいったん入札手続きを中止するなど、紆余曲折を経ての選定となった。

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