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2022.06.03

WING

米空軍KC-46Aが米軍全体の機体97%への給油能力達成

 米航空機動軍団(AMC)は6月1日(米イリノイ州現地時間)、AMC司令官のマイク・ミニハン大将が空中給油・輸送機KC-46A「ペガサス」の7回目の暫定能力解放ミッションを5月31日に承認したと発表した。

 今回新たに承認されたのは、B-1爆撃機、EC-130H「コンパスコール」電子攻撃機、E-8「ジョイントスターズ」対地早期警戒管制機、P-8哨戒機、空中給油機のKC-10とRC-135、そして以前追加されたカナダとスペインのF-18戦闘機に続き、フィンランド、イタリア、オーストリア、マレーシア、スイスが国際受油機(レシーバー)として加わった。これにより、KC-46Aは米軍全体の航空機の97%について、また7ヵ国軍機への空中給油が可能となったとしている。

※写真=KC-46Aの暫定能力解放ミッションの軌跡(提供:AMC)