★ZIP、成田−サンノゼ線、12月就航は週数便

　アジア系多く、訪日や成田乗継ぎ需要期待

　ZIP AIR Tokyoは、成田−ロサンゼルス線に続く米本土直行便2路線目として成田－サンノゼ線を12月に就航するが、就航当初は週数便の運航からから開始する予定で、徐々に増便してデイリー以上の運航をめざす考えを示した。会見した西田真吾社長は、日米の水際対策が緩和されていく中で、「いよいよ国際線航空需要が戻ってくるタイミング」とし、12月の新規路線の就航を決めた。
　サンノゼに決めた理由は、日本人街などがあり、日本やアジアをルーツに持つ人が多く、成田を中心に北米とアジアを移動する接続需要をさらに獲得できることが期待できる。また、後背地にはシリコンバレーがあり、ビジネス需要への期待もさることながら、ZIPのような中長距離LCCという「ニューベーシックエアラインのコンセプトに理解のある人が多い」と新規路線の勝算について語った。

　好調に需要伸ばす成田－ロサンゼルス線
　乗換便利なサンノゼ、若い世代の利用見込む