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2022.06.17

ウイングトラベル

★夏休み旅行、国内はコロナ前の9割まで回復

 HISが旅行動向発表、海外は1割程度にとどまる

 

 エイチ・アイ・エス(HIS)は夏休み期間(7月21日~8月31日)の旅行動向を発表した。それによると国内旅行については新型コロナウイルス感染拡大前の9割レベルまで回復。いわゆる「リベンジ消費」の動きが出始めてきたと分析した。一方で海外旅行については水際対策の緩和でレジャー旅行の需要は出てきているものの、航空便の減便などの影響が強く、コロナ前の1割程度の予約にとどまっているとした。人気旅行先としては、国内は沖縄、北海道、長崎がトップ3、海外はホノルル、バンコク、ソウルがトップ3となった。
 国内旅行に関しては全日空が7~8月の羽田発着便について全便運航する計画を発表したのを始め、国内便の減便を縮小する動きが見られている。さらに政府が7月前半から県民割の対象範囲を全国に拡大する方針を示したことからさらなる旅行需要の活況が期待される。