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2018.09.27

ウイングトラベル

関西空港8月、国際線旅客7%増の212万人

日本人14%増も外国人は外的要因で3%増に

 関西エアポートが発表した8月の関西空港総旅客数は対前年同月比3%増加した275万5302人となった。うち国際線旅客数は7%増加した212万240人と増加、国内線旅客数は9%減少した63万5062人にとどまった。通過客は9%増の1万6560人。
 国際線旅客数の内訳を見ると、外国人旅客から日本人旅客に牽引役が変わっている。日本人旅客数は対前年同月比で14%伸びた79万7220人と好調に推移している。2017年度の日本人旅客数の伸び率は平均3%だったが、2018年度に入ってから4月12%増、5月13%増、6月11%増、7月9%増と大きく前年を上回る伸び率をみせている。
 一方で外国人旅客数の伸びは鈍化しており、8月は3%増加した130万6460人。7月の伸び率はわずかに1%だった。大阪北部地震、7月豪雨の影響が大きいが、2017年度は平均で21%もの高い伸び率をみせており、今年度に入ってからも4月17%増、5月23%増、6月14%増と第1四半期は二桁増を記録していた。