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2022.06.30

ヒルトン・リゾーツ・ハワイ HILTON RESORTS HAWAII

フライデーナイト花火ショーを2年ぶりに再開
ハワイ初登場の体感型アトラクションシアターもホテル館内に

 

 

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート

金曜夜のお楽しみはホテル前の打ち上げ花火フライデーナイト

 2年以上も続いたコロナ禍もようやく収束に傾き始め、束に傾き始め、ワイキキビーチに日本人観光客が戻る日も確実に近づいてる。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートでは、戻って来る日本人観光客にもハワイの夜の思い出を持ち帰ってもらおうと、2年3か月ぶりにお楽しみイベントを再開した。それが毎週金曜日、夜8時から(10月1日以降は夜7時45分から)ホテル前のビーチで行われる打ち上げ花火だ。 
 この金曜夜の花火は30年以上も続くワイキキの名物イベントだったが、コロナ禍の影響で2020年3月から休止。しかしコロナの状況が落ち着いたことから6月3日にイベント再開となった。
 5分間ほどの催しだが、この花火を見るためにハワイ滞在を延ばす観光客もいるほどの名物イベント。また観光客のみならず地元の人々も再開を待ち望んでいたイベントとあって、再開のニュースはハワイのメディアに大きく取り上げられるほどだ。
 ワイキキビーチの各所から鑑賞できるが、もちろんベストビューはヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートの客室からの眺め。特等で花火大会を堪能する贅沢は、このホテルならではの体験となる。
 複数のホテル棟で構成され3000室に迫る客室数を誇るヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートは、常にホテルのどこかで進化が起きている。現在の進化の最先端は「タパ・タワー」だ。4段階のリノベーションが進行しており、すでに第1・第2段階で25階から35階までの客室をグレードアップ済みで、8月からは第3段階として24階から15階の改装に着手する計画だ。最終の4段階目として来年には14階から3階までの作業を開始して夏までには完了する計画。  リノベーションを済ませた客室は新たに「タパ・コレクション」の名称で販売している。したがって来年夏にはタパ・タワーの全客室がタパ・コレクションとなる予定だ。  また従来のタパ・タワー客室の3ベッドルームが3台のダブルベッドを設置していたのに対し、タパ・コレクションの3ベッドルームは、クイーン/クイーン/キングとベッドのサイズを拡大した。これによって、たとえば6名までの家族旅行の場合、タパ・コレクションの3ベッドルー裕で滞在できるようになった。

タパ・コレクションの中のファミリー・シティビュー

 

 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートはアトラクションでも注目を集めている。昨年6月にタパ・タワー1階にオープンした「ハワイ・シネマトラクション」はコロナ中の開業だったにもかかわらず、いまやワイキキでも人気アトラクションの一つに定着。

 映像に合わせて前後左右に動く座席に座り、ハワイ各地を鳥の目線で上空から眺めるという疑似飛行体験型の映像アトラクションもあり、有料だがハワイ観光のための事前情報収集にも役立てられる。

ハワイシネマアトラクションでは様々な映像が楽しめる

 ホテル内のレストランはコロナ禍を機に提供する料理の内容や営業時間が変更になったケースも多い。朝食バイキングを提供していたレインボー・ラナイは閉鎖中で、その代わりレインボー・タワー中2階にある眺望抜群のレストラン「バリ・オーシャンフロント」(旧名「バリ・ステーキ&シーフード」)でアラカルトメニューによる朝食を楽しめる。宿泊客からは「料理を運んでもらえるし眺めも良い」と好評を博しているという。

「バリ・オーシャンフロント」で眺望を楽しみながら朝食を

 

ダブルツリー・バイ・ヒルトン・アラナ・ワイキキ・ビーチ

再開されたレストラン「ツリーズ・バー&グリル」で朝食・夕食を提供

 ダブルツリー・バイ・ヒルトン・アナ・ワイキキ・ビーチは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの向かい、アラモアナ・ブルーバードを隔てて立つ、ヒルトン・ブランドのブティックホテルだ。

 賑やかなワイキキとは異なり比較的静かな立地環境が特徴で、料金もワイキキ中心部のホテルより手頃なため、自由行動に適した環境を望む修学旅行などにも人気のホテルになっている。ちなみに修学旅行をはじめとする団体の受け入れ体制も充実しており、150名収容のボールルームがあるほか、団体のハンドリングに配慮してリニューアルしたエントランスも評価の高いポイントだ。

 コロナ禍が落ち着き始め観光客が戻って来たのに伴い、営業を休止していたレストラン「ツリーズ・バー&グリル」が営業を再開。カジュアルで開放的な雰囲気の中で朝食と夕食を提供している。

「ツリーズ・バー&グリル」はカジュアルで開放的な雰囲気

 

 宿泊客が無料で参加できる体験プログラムには、今年2月から「パパレ・メキング」を新たに開始した。「パパレ」は言わばハワイ版の麦わら帽子で、麦わらの代わりにココナッツの葉を材料にして作る日よけ帽子。自分で作ったパパレを持ち帰ることもでき、ホテル滞在中に何回でもプログラムに参加できる。

参加体験プログラム「パパレ・メイキング」

 

 

ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ

人気のビッグアイランドで楽しむ朝食のひと時

  ビッグアイランドの愛称で知られるワイ島は、米国人旅行者を中心に数多くの観光客が訪れており、いち早く需要回復を果たしている。激しく活動する活火山や、ハワイの歴史を物語る魅力的なスポットの存在が人気の理由。そんな人気の島でも屈指のリゾートの一つとされるのがコハラ・コーストのヒルトン・ワイコロア・ビレッジだ。

 コロナ禍前はレストラン「ビッグ・アイランド・ブレックファースト・アット・ウォーターズ・エッジ」で朝食バイキングを提供していたが、休業中の同レストランの代りにカジュアル・イタリアンのレストラン「ヌイ」で、朝食アラカルトを提供している。

 一番人気は「ビッグアイランド・ヌイ・ブレックファスト」。卵3個を使ったオムレツか、卵2個とベーコン、ハム、ソーセージのいずれかを組み合わせる卵料理がメインで、ポテトやフルーツを添えて提供される。メイン料理の前にはシリアルやデニッシュペストリーを選ぶことができる。このほかパンケーキやアボカドトースト、ベーグル、サンドイッチなどもアラカルトでオーダーできる。

カジュアルなイタリアンレストラン「ヌイ」
ディナーメニューのピザも人気

 

 

 

米国需要は落ち着く見込みで、次は日本市場に期待感  

 ワクチン接種の浸透などもあり新型コロナ感染症の心配が少しずつ遠のくに連れて、大挙してハワイを訪ようになったのが米国人観光客。その旅行需要も間もなく落ち着くはずだと分析するのはヒルトン・リゾーツ・ハワイ・アジア地区担当営業部長の松田光裕氏だ。「移動にかかわる規制がなく、到着地での隔離も求められず自由に往来できる米国内の旅行目的地として、本土の旅行者から人気を集めたのがハワイだった。しかし世界的に国際旅行のハードルが低くなり、米国人旅行者の選択肢が広がったことで、ハワイに集中していた米国人の観光需要は今後分散化していく見通し」その為、米国人旅行者の勢いは下がっていくというわけだ。

 こうした変化の中にあって、米国市場が引いた後にちょうど需要拡大が期待できる日本市場への期待は高いという。松田氏は「長年にわたり日本人観光客を数多く受け入れてきたホテルのスタッフたちは日本人客の良さを理解している。みな日本人が大好きで再びハワイに戻ってきてくれることを楽しみにしている」と現地の様子を紹介した。

 

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