ウイングトラベル
IHG、リージェント株51%取得、子会社化へ
インターコンチ香港が再びリージェントに
インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)は、リージェントホテルズアンドリゾーツ(リージェント)の51%の株式を3900万米ドルで取得することに合意したと発表した。IHGは、2026年から段階的に残りの49%の株式を取得し、100%子会社にする権利も合意に盛り込まれた。
リージェントをIHGの支援を受けて、トップブランドの維持と海外ホテルの展開を加速させる。IHGは、台湾以外の海外のすべての既存ホテル、今後計画される新規のホテルの開発を管理する。
IHGは現在運営中の北京、ベルリン、重慶、ポルトモンテネグロ、台北、シンガポールのリージェントホテルとともに、今後開業するハルビン、ジャカルタ、フーコックのリージェントを含むホテル、リゾート、レジデンスなどを傘下に収める。
現行のリージェントホテル6軒の合計客室数は2000室。これに系列の3ホテル900室が加わる。IHGは長期的にホテル数40軒、客室数1万室に拡大することを計画している。
また、今回の合意で、インターコンチネンタル香港が2020年初めに大規模な改装を行い、2021年初めにリージェントホテルに再び戻ることが発表された。同ホテルは1980年にザ・リージェント香港として開業し、2001年にインターコンチネンタル香港に改称された。