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タンパク質危機解決へ、ZIPがコオロギ粉末機内食、そのお味は
世界初?の昆虫食機内食、サーキュラーフード機内食は広がるか
ZIPAIR Tokyo(ZIPAIR)は7月から、乾燥させた食用コオロギを粉末にして、食材の一部とした機内食の提供を開始した。これは徳島大学発ベンチャーのグリラスが開発したコオロギ粉末「グリラスパウダー」を使った機内食で、ZIPAIRが属するJALグループのJALロイヤルケータリングが「グリラスパウダー」を使ったトマトチリバーガーとペスカトーレを開発することに成功した。
ZIPAIRが機内食の食材の一部に「グリラスパウダー」を使用することを決定したのは同社がSDGsなどを推進するなかで、食品ロス問題などの取り組みを進めてきたため。7月4日に報道陣向けに開催した試食会でZIPAIRの西田真吾社長は、「フードロスの削減を一歩推し進める取り組みだ」と紹介。「こうした取り組みを通じて、より良い社会に貢献することができれば」と話した。