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2022.07.05

ウイングトラベル

★日本の観光のGDP貢献額、23年に19年水準回復を予想

 WTTC、今後10年間で68万人以上の雇用創出

 

 世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、日本の旅行・観光セクターによるGDP貢献度は、来年2023年にもコロナ禍前の水準に近づく可能性があるとの見通しを公表した。旅行・観光セクターは日本経済の回復を後押しする分野だとして、来年の日本の経済回復に大きく貢献し、GDP貢献度は新型コロナウイルスの流行前の水準に近づくと予測している。雇用創出効果も高く、今後10年間で68万人以上の雇用が日本の旅行・観光セクターで創出される可能性があると推計している。
 WTTCが発表した経済効果レポート(EIR)によると、旅行・観光セクターの日本経済へのGDP貢献度は2023年末までに約40兆円に達し、コロナ前の2019年レベルをわずかに2.2%下回るレベルまで回復すると予測している。